【ストアカ】回答者の86%が、緊急事態宣言解除後も「オンライン」での講座開催・受講に意欲

今月21日での一都三県での緊急事態宣言の解除正式決定を受け、ユーザーに対して今後のオンライン・対面講座の利用意向調査を実施。

教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット「ストアカ」を運営するストリートアカデミー株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長CEO:藤本 崇)は、同サービスのユーザーに対し、緊急事態宣言後にオンラインまたは対面形式での講座の開催および受講に関する意識調査を実施しました。

【調査概要】

調査内容緊急事態宣言解除後の、ストアカのオンライン講座・対面講座の利用意向に関する調査
調査対象一都三県在住のストアカユーザー
有効回答数692件
調査期間2021年3月16日〜19日
調査方法オンライン調査

【アンケート結果】
1. アンケート回答者全体の86.1%が、緊急事態宣言解除後も「オンライン講座」を利用の意向

回答者に対して「緊急事態宣言解除後にどの形式の講座を利用(開催・予約)したいか?」をアンケートしたところ、「オンラインのみ」が32.8%、「対面・オンラインの両方」が53.3%で、大多数のユーザーが緊急事態宣言が解除されても引き続きオンライン講座を利用したいと回答しました。

アンケート回答者からは「オンラインの方が安心」「(講座に通う)移動時間がなくて効率的」といった声が多く寄せられており、緊急時制限解除後もオンライン形式の講座のニーズが引き続き高い傾向が続くと予測できます。

​緊急事態宣言解除後の講座形式別の利用意向

さらに「これまでに利用したことのある講座形式別で、緊急事態宣言解除後にどの講座形式を利用したいか?」を集計したところ、

  • これまでにオンライン講座のみ利用したことのあるユーザーは、今後もオンライン講座のみを利用する意向が60%以上を占める
  • これまでに対面講座のみ利用したことのあるユーザーは、今後も対面講座のみの利用意向が過半数で高いが、「対面・オンラインの両方」の回答も43.1%と比較的高い
  • これまでに対面・オンラインの両方を利用したことのあるユーザーは、今後もどちらも利用したい意向が強い(72.6%)
これまでの利用講座形式別・緊急事態宣言解除後の講座形式の利用意向


2. 先生(教えるユーザー)は「オンラインのみ」、生徒(学ぶユーザー)は「対面のみ」の割合が相対的に高い傾向

回答者を先生ユーザーと生徒ユーザーに分けて集計したところ、いずれも「対面・オンラインの両方」の利用意向が最も高い結果になりました。

一方、それぞれの比較では、先生ユーザは生徒ユーザーに比べて「オンラインのみ」の比率が約6%、逆に生徒ユーザーは先生ユーザーに比べて「対面のみ」の比率が約7%高い結果になりました。

このことより、先生ユーザーはよりオンライン講座、生徒ユーザーはより対面講座の利用意向が相対的に強いことがわかりました。

先生・生徒別・緊急事態宣言解除後の講座形式の利用意向

●「オンラインのみ」利用意向のある先生ユーザーの回答理由例:

オンラインでも生徒さんに理解していただけることがわかった。場所の手配をせずに気軽に開催できるため。対面の良さもありますが、オンラインのメリットをより感じています。
オンラインだと遠方の方にもレッスンを受けていただけるから
会場予約が不要。集客できなくても赤字にならない。気軽に開催できる。少人数での開催が可能で顧客満足度が高い。
新型コロナウィルスが完全に収まった訳ではないため。
海外在住のため

さまざまな声がありましたが、多かったのは「新型コロナウイルスへの配慮」「場所代がかからないので集客できなくても負担がない」「時間のできたときに開催できる」といったものが目立ちました。

講座を開催する側の視点に立つと、緊急事態宣言が解除されてもまだ安心できないと学ぶ方をケアしている方が多い印象でした。



●「対面のみ」利用意向のある生徒ユーザーの回答理由例:

意思の疎通がオンラインよりはかりやすい。
オンラインはやり方がよくわからないのと、対面のほうが細部にわたりわかりやすいと思うため。
先生と生徒双方で実際に対面しないと分からない部分があるので直接指導を受けたい
自宅で学ぶより、赴くほうが学ぶ意欲が高まるから
直接会って話したいので


「直接教えてもらう方が身につく・わかりやすい」というコメントが多く見られました。
また自宅で学ぶよりも教室に出向く方が気持ちの面で習いごとに身が入りやすいという方も一定数見られました。


【データ分析・ユーザー意識・動向調査について】
ストアカは「おとなのまなび」に関するサービス提供者として、今後もユーザーのサービス利用動向や意識調査といった情報や分析データを随時公表していく予定です。