【調査レポート】主婦がリスキリングしたいスキルTOP10を発表！主婦の8割がリスキリングに意欲あり。

教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット「ストアカ」を運営するストリートアカデミー株式会社（本社：東京都渋谷区 代表取締役社長CEO：藤本 崇）は、主婦に対して「リスキリング」に関する調査を実施しました。主婦のリスキリングの現状と傾向をまとめています。

■調査サマリー

(1)主婦の8割がリスキリングに意欲あり
(2)リスキリングに取り組む理由は「新しいことを学ぶことが楽しい」、「自分の市場価値を上げたい」
(3)主婦がリスキリングをする上で最もハードルに感じること第1位は「金銭面」
(4)主婦がリスキリングしたいスキル第1位「コミュニケーションスキル」
(5)再就職やキャリアアップなど、個人で行うリスキリングで未来を切り拓く主婦が続出

■調査背景
「デジタル時代の到来」と「コロナ禍による働き方の変化」において、リスキリングが今年の流行語大賞にもノミネートされるなど、注目が高まっています。経済産業省はリスキリングの定義を「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する／させること」と定めています。
弊社は学びのプラットフォーム運営会社として、”主婦”が行うリスキリングの現状と傾向について調査を実施しました。本調査をもとに、誰もがリスキリングを通じてステップアップできる社会づくりに活かしていければと考えます。

■調査概要
調査期間：2022年11月14日～11月27日
調査手法：WEBアンケート調査
調査対象：ストアカの主婦ユーザー
有効回答者数：372人
有効回答者の年代：20代　1.1％（4人）30代　9.9%（37人）、40代　38.7%（144人）、50代　39%（145人）、60代　9.9%（37人）、70代　1.3％（5人）
※本調査を引用いただく際は、「ストアカ調べ」とご記載ください。

■調査結果
(1)主婦の8割がリスキリングに意欲あり
主婦の3割が「既にリスキリングに取り組んでいる」、5割が「興味はあるがまだ取り組んでいない」と回答しており、全体の8割がリスキリングに意欲を示す結果になりました。
「既に取り組んでいる」回答者の9割以上が”個人でのリスキリング”に取り組んでいます。リスキリングと聞くと企業や団体が提供するものとして話題にあがることが多いですが、時代の変化に即して、個人で再就職やキャリアのステップアップのため、リスキリングに挑戦する主婦が多く見受けられました。
 

(2)リスキリングに取り組む理由は「新しいことを学ぶことが楽しい」、「自分の市場価値を上げたい」

リスキリングに取り組む/取り組みたい理由を尋ねた結果、第1位「新しいことを学ぶのが楽しいから」、第2位「自分の市場価値を上げたいから」、第3位「将来が不安だから」という結果になりました。第1位の「新しいことを学ぶのが楽しいから」は全体の約7割を占め、「知らない情報を取り入れるのが楽しい」「楽しそう、必要そうと思ったことから始めている」など、学びを楽しむ姿勢がうかがえます。

また第2位「自分の市場価値を上げたいから」からは、同時に再就職や転職、副業に向けて市場価値を上げるためのスキル取得を目指す方も多いことが見受けられます。主婦のリスキリングでは”学ぶ楽しみ”と”スキル取得による市場価値向上”の掛け算が重要だと考えられます。
 

(3)主婦がリスキリングをする上で最もハードルに感じること第1位は「金銭面」

「リスキリングをする上でハードルに感じること」を尋ねた結果、第1位は「お金がかかる（金銭面）」、第2位「どんなスキルを身につけるべきかわからない」、第3位は「学ぶ時間を確保できない」という結果になりました。会社や団体が提供するリスキリング研修等ではない”個人で行うリスキリング”において、スキル取得にかかる費用が一番のハードルになっていることが見受けられます。また、身に着けるべきスキルに悩んでいる方は全体の4割にのぼり、スキルの棚卸しや長期的にみたキャリアのサポートがあれば、よりリスキリングを後押しできると考えられます。時間面では「介護もあり時間がネックになっている」など、家庭の時間とバランスをとるのが難しいという意見もありました。

(4)主婦がリスキリングしたいスキル第1位「コミュニケーションスキル」

「今後リスキリングしたいスキル」を尋ねた結果、第1位「コミュニケーションスキル」、第2位「語学スキル」、第3位「趣味関連のスキル」となりました。

第1位「コミュニケーションスキル」の回答理由として「​​何の仕事においても、コミュニケーションは基礎であり大切だと思うから」「オンラインでの仕事でも必要だから」「コロナ禍で必要性をさらに感じたため」などが挙げられました。汎用性の高いスキルをまずは身に付けたいと考える傾向がみられます。

第2位「語学スキル」の回答理由として、「グローバル化が標準となる時代のため」「キャリアの対象となる市場の選択肢を増やしたい」など、自分の市場価値を上げるための選択肢として回答する方が多く見受けられました。
第3位「趣味関連のスキル」の回答理由として「好きなことを仕事にしたいから」「夢中になるものを仕事にしたい」「趣味を深めることで、選択肢が広がるから」など、自分の趣味をさらに深く体系的に学ぶリスキリングによって、仕事にしたいというニーズが顕著に見られます。
 

※10位以降の”今後リスキリングしたいスキル”ランキング
第11位　コーチング・ティーチングスキル
第12位　マネジメント・リーダーシップスキル
第13位　経営に関するスキル（経営戦略、経営分析など）
第14位　Excel（エクセル）スキル
第15位　撮影スキル
第16位　営業・セールススキル
第17位　プレゼンテーションスキル
第18位　画像編集スキル
第19位　バックオフィス関連スキル（人事・経理・法務・秘書等）
第20位　会計・ファイナンススキル
第21位　データ分析スキル
第22位　ロジカルシンキングスキル
第23位　その他

(5)再就職やキャリアアップなど、個人で行うリスキリングで未来を切り拓く主婦が続出
既にリスキリングを経て再就職やキャリアアップ、独立をしている方に何を学んでどう変化したのか伺いました。

趣味から本業になった方、個人事業主としてスタートした方、再就職された方など、リスキリングを経て既に新たな仕事に取り組んでいる主婦が多く見受けられました。
 

■まとめ

政府が進めるリスキリングの目的には、「DXに対応する人材育成」が含まれています。今回「今後、最もリスキリングしたいスキル」において、「プログラミングなどのITスキル」が第6位となりましたが、その数は6.1%とIT関連のスキルを身につけたいと考える主婦はまだ少ないことがわかりました。また「リスキリングをする上でハードルに感じること」の第2位が「どんなスキルを身につけるべきかわからない」が41%という結果になりました。
主婦層も、リスキリングによるキャリアアップには興味があるものの、何を学べばよいかわからないこと、またITスキルへの興味関心はまだ薄いことが見受けられます。
一方、主婦は金銭面や時間にハードルを感じつつも、「コミュニケーション力」「趣味のスキル」などを向上させることで、自分らしい生き方や仕事を追求する人は現在も多く存在し、今後もさらに増えると考えられます。幅広いスキルの選択と個人での学びを後押しできるよう、今後も学びのプラットフォームとして邁進してまいります。


■サービス：「ストアカ」について
ストアカは、教えたいと学びたいをつなぐまなびのプラットフォームです。累計受講者数113万人、講座満足度97.5%でレビューも多数掲載。あらゆる方が安心して質の高いレッスンを受けられるサービス運営を目指しています。学びたい方は、趣味やビジネススキルなど全380ジャンルから学びたいものを1回から気軽に学べます。教えたい方は、自分のスキルや経験を教えるレッスンやセミナーを自由に開設できます。オンラインで簡単にレッスンが開催できるZoom連携、月額課金、カスタマイズレッスンや時間制相談の受付など、多様な形の教えるを実現する機能を提供しています。

■運営会社：ストリートアカデミー株式会社について
2012年7月設立。「まなびの選択肢を増やし、自由に生きる人を増やす」をミッションに、個人向けに教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット「ストアカ」を運営。法人向けにはオンラインLIVEセミナーを法人研修や企業内大学向けに納品する「オフィスク」を展開。
■個人向けサービス「ストアカ」 https://www.street-academy.com/
■法人向けサービス「オフィスク」 https://www.street-academy.com/corporations/office/
■会社ホームページ https://corp.street-academy.com
※本リリースの情報および画像は発表当時のものです。掲載・引用をご希望の方は、弊社広報部までご連絡ください。