ストリートアカデミー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:遠田 望)は、株式会社meepa(本社:神奈川県中郡二宮町、代表取締役:山中 健太郎)と協業し、保育園・幼稚園・こども園・学童に通う子どもたちへ多様な体験機会を提供する取り組みを進めてまいりました。この協業により、これまでストアカの講師による出張授業が延べ50講座以上開催され、幅広いジャンルの体験活動が実施されています。特に、殺陣や日本舞踊といった普段なかなか学ぶ機会のない文化的な講座が人気を集めており、子どもたちにとって新たな学びと発見の場となっています。また、本取り組みでは「多彩な体験の機会を一つの園の中で提供すること」を重視しており、子どもたちが異なるジャンルに触れることで、自分の興味関心の幅を広げることを目指しています。取り組みの実績本協業のもとで、これまでに以下のようなジャンルの講座が開催されました。伝統文化:殺陣、日本舞踊、書道アート・表現:絵本作りワークショップ、クラフト制作、演劇ワークショップスポーツ・身体表現:かけっこ、キックボクシングダンス、ヨガ特に、日本の伝統文化を学ぶ機会が少ない現代において、殺陣や日本舞踊などの文化体験が子どもたちに大変人気でした。今後も、さらに多様なジャンルの講座を提供し、子どもたちの「好き」を見つけるきっかけを創出していきます。<講師紹介(一部)>殺陣講師:松田 ゆうや先生殺陣歴11年。日本俳優連合公認アクションライセンス殺陣上級所持。20代から、様々な舞台に立ち、その中で始めた殺陣の面白さに気付く。殺陣は世界に誇れる日本文化だと思い、現在は後進の育成に力を入れながらも、本当に戦ってるかのようなリアリティのある、殺陣を追及・研究している。<講座内容>新聞紙を刀に見立て、子どもたちが実際に「斬る」動きを体験。先生自らが「斬られ役」となり、俳優ならではのリアルなお芝居を生で観ることができる。<講師からのコメント>本来、殺陣では木刀や模造刀(竹光)を使用しますが、園児向けには安全を最優先し、新聞紙を刀に見立てた体験を行っています。安全に楽しんでいただけるよう、心掛けています。殺陣を理解し、真剣に取り組む子どもたちもおり、その姿勢には感動させられます。過去に一度、園児に木刀を持たせた際には、自然と集中力や緊張感が生まれ、ルールを守る意識が高まったことが印象的でした。こうした非日常の体験が、子どもたちにとって貴重な学びの機会になると感じています。日本舞踊講師:花柳 美貴愛先生1975年東京生まれ。2歳より実母花柳美貴龍に師事。16歳で花柳流普通部(名取)、27歳専門部(師範)を取得し、地元小平市にて舞踊教室主宰。現在は五世宗家御家元に師事。テアトルアカデミー東京校講師、小平市日本舞踊連盟理事。<講座内容>日本舞踊の基本を写真や実演を交えて説明。美しい姿勢や立ち居振る舞い、扇を使った踊りの体験。幼児には童謡、小学生には古典楽曲に合わせた舞踊指導。<講師からのコメント>ほとんどのお子さんが日本舞踊初体験ですが、私の着物や扇などの小道具に興味津々です。実際のお稽古も一生懸命に取り組んで、最後にはみんなで歌いながら踊ってくれることもあります。施設の方々には正しい姿勢や歩き方などメリハリがついて日常生活にも役立つとのお声を頂きます。習字講師:高橋 笑美先生幼稚園教諭・保育士として14年勤務し、主任や園長も経験。教育現場で培った「わかりやすく伝える力」を活かし、現在はオンライン講師として活動中。企業向けや保育園の管理者向けに生成AIセミナーを実施。保育士としてではなくとも、子どもたちがより良い保育や教育を受けられる環境づくりに貢献していきたいと考えている。<講座内容>幼少期の手先の発達を促し、「楽しみながら経験値を増やす時間」をコンセプトにした習字体験。筆を使って字や絵を描き、鉛筆や絵の具とは異なる繊細さと集中力を養う。習字に関するクイズを取り入れ、自分なりの表現を楽しむ工夫を取り入れている<講師からのコメント>「上手にできない!」「間違えた!」と最初は自信がなさそうにしていた子どもたちも、「これでもいいの?」「2つ書いてもいいの?」と少しずつ楽しさを見出してくれた瞬間が一番嬉しいです。また、「墨」の捉え方や人の前で発表すること、正しい座り方など、習字クイズを通じて普段の保育園生活が垣間見える場面もあり、子どもたちが日々の経験と結びつけながら学んでいることを実感しています。本プロジェクトの背景現代社会において、子どもたちが多様な体験を通じて自身の興味を発見することは、人生の選択肢を広げる意味で非常に重要です。しかしながら、こうした機会は多くの場合、保護者の所得や忙しさ、居住エリア、情報収集力の違いといった要因によって制約され、子どもたちに「体験格差」が生じることがあります。このような状況を踏まえ、ストリートアカデミー株式会社は、株式会社meepaが運営する『みーぱのじかん』を通じて、ストアカで活躍する多種多様な講師陣と導入施設をつなぐことで、子どもたちの「体験格差」の解消に貢献します。本取り組みに関心のある保育・教育関係者の皆様は、以下よりお問い合わせください。お問い合わせフォーム今後の展望今後も、弊社は株式会社meepaとの協業を継続し、さらなる講座提供を目指します。より多くの園や施設にストアカの講師が訪れ、多様な学びの機会を提供できるよう、連携を深めてまいります。引き続き、「学びたい人」と「教えたい人」をつなぐ場づくりを通じて、地域社会の発展に寄与してまいります。