【調査レポート】対面での学び意欲が回復。対面・オンラインの人気の習い事ランキングを発表

教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット「ストアカ」を運営するストリートアカデミー株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長CEO:藤本 崇)は、「アフターコロナの学びのスタイル」に関する調査を実施しました。

■調査サマリー

  1. 対面での習い事のニーズが復活。約半数が対面での学びに意欲あり
  2. 感染対策の観点で対面講座を不安に感じる人は3割にとどまる
  3. 対面で学びたい習い事の第1位は「ビューティー・ファッション」、第2位は「フィットネス」
  4. オンラインで学びたい習い事の第1位は「ビジネススキル」、第2位は「ITスキル」

■調査背景
2020年3月以降、新型コロナウイルス感染症の流行により、デジタルテクノロジーを活用したオンラインの学びのスタイルが急速に広まりました。しかし、最近では2023年3月のマスク着用の任意化を経て、2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症が第5類に移行することが決定され、アフターコロナの時代に向けて社会全体が動き出すことが予想されます。
弊社学びのプラットフォーム「ストアカ」では新型コロナウイルス流行により対面講座のみだった受講形式から2020年2月よりオンラインで受講できるサービスを開始し、2021年はオンライン受講形式での講座が約8割を占めました。しかし2023年以降、対面開催の講座の人気が急上昇しています。オンライン形式での学びのスタイルが普及した今、今後の学びのスタイルやニーズはどう変化していくのかを解き明かすため、「アフターコロナの学びスタイルに関する調査」を実施しました。

■調査概要
調査期間:2023年3月17日(金)〜3月23日(木)
調査手法:WEBアンケート調査
調査対象:ストアカのユーザー
有効回答者数:460人(男性73名、女性384名、その他3名)
有効回答者の年代:20代 2%(9人)30代 12.2%(56人)、40代 25.7%(118人)、50代 43.7%(201人)、60代 13.7%(63人)、70代 2.8%(13人)
※本調査を引用いただく際は、「ストアカ調べ」とご記載ください。

■調査結果

(1) 対面での習い事のニーズが復活。約半数が対面での学びに意欲あり。
新型コロナウイルス感染症の流行により、2021年は対面の講座が従来の2割程度にまで減少しましたが、今回調査をしたところ、生徒ユーザーの約半数が対面での学びに再び意欲をしめす結果となりました。約3割は対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式での受講を希望しています。学びたい内容や目的に応じて対面かオンラインを柔軟に使い分けたいという意見もあり、実技を学ぶ講座は対面、座学で学ぶ講座はオンラインが好まれる傾向が見受けられます。
対面で学びたい人の理由としては先生との距離感が近いからこそ得られる細やかな指導への期待や、非日常的な空間や環境を楽しみたいという意見がありました。「対面の方が先生に質問がしやすい」など、よりインタラクティブな学びを求める意見も多数見受けられました。
一方で、オンラインで学びたい人の理由として自宅で受講することができるため、時間や場所のフレキシビリティーが高い点が引き続き支持を得ています。

(2) 感染対策の観点で対面講座を不安に感じる人は3割にとどまる。
対面で受講する際の不安・懸念点について調査した結果、不安があると答えた人は全体の33%にとどまりました。そのうち、最も多かった理由は「他の参加者の感染予防に対する意識」、次に多かったのは「レッスン会場の感染対策に関する不安」が挙げられました。全体的に見ると対面受講に不安を感じていない人が多数派であり、教える側は感染拡大防止のために適切な感染対策を講じる必要があることには変わりませんが、受講する側の意識も徐々に変化していることが見て取れます。


<”ある”と回答した方の具体的な懸念点>
他の参加者に感染予防に対する意識があるか 44.4%
レッスン会場の感染対策(窓があるか、消毒液の用意があるか、など) 34.6%
先生が感染対策を徹底してくれるか 27.2%

(3) 対面で学びたい習い事の第1位は「ビューティー・ファッション」、第2位は「フィットネス」
細かな技法の習得や先生から直接体感的に学びたいジャンルは、対面での学びのニーズが高い傾向にあります。
対面で学びたい習い事の第1位は「ビューティー・ファッション(メイクやパーソナルカラー診断など)」、第2位は「フィットネス(ヨガやピラティス、ダンスなど)」でした。「ビューティー・ファッション」を選んだ理由として、対面の方が自分にあった指導をしてもらえること、また細部に至るまで指導してほしいという声が寄せられました。一方でヨガやピラティス等のフィットネスを選んだ理由として実際に動きやすい環境や直接的な指導が欲しいという声が多く見られました。

<対面で学びたい習い事ランキング>
第1位 ビューティ・ファッション(メイクやパーソナルカラー診断など)
第2位 フィットネス(ヨガやピラティス、ダンスなど)
第3位 料理
第4位 ものづくり(ハンドメイドやDIYなど)
第5位 写真撮影
第6位 演技やボイトレなど趣味関連
第7位 スポーツ(ランニングや水泳など)
第8位  ITスキル(WebデザインやHP作成など)
第9位  占い
第10位  ビジネススキル
第11位   語学


(4) オンラインで学びたい習い事の第1位は「ビジネススキル」、第2位は「ITスキル」
オンラインで学びたい習い事の第1位は「ビジネススキル」、第2位は「ITスキル」でした。理由として、座学中心の場合はオンラインで受講しても対面と遜色なく学ぶことができる点が挙げられます。また第3位の「語学」については、家で受講することで緊張感を減らし、周りを気にせずに集中できるという点が挙げられました。

<オンラインで学びたい習い事ランキング>
第1位 ビジネススキル
第2位 ITスキル(WebデザインやHP作成など)
第3位 語学
第4位 占い
第5位 フィットネス(ヨガやピラティス、ダンスなど)
第6位 料理
第7位 写真撮影
第8位 演技やボイトレなど趣味関連
第9位 ビューティ・ファッション(メイクやパーソナルカラー診断など)
第10位  ものづくり(ハンドメイドやDIYなど)
第11位   スポーツ(ランニングや水泳など)

■まとめ
アフターコロナ時代における学びのスタイルに対する人々のニーズや考え方は多様化しています。オンラインで学ぶことが普及している中、再び対面での学びの意欲が復活してきています。対面での講座は先生からの直接的で細やかな指導への期待や、対面ならではの非日常的な空間や環境を楽しみたいという意見も見受けられました。
一方でオンライン講座では自宅やオフィスから受講できる「手軽さ、気軽さ」が変わらず支持を得ています。
対面とオンラインの双方の良い点を柔軟に活用し、より充実した学びへと進化していくと考えられます。ストアカでは対面、オンラインどちらの形式でも講座を開催できる仕様のため、より受講者に寄り添った安心安全な形態で学びを提供できるよう、精進していきたい所存です。

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サイトトップページ:https://www.street-academy.com/